子供のお弁当や晩御飯のおかずなど、冷凍食品は大活躍ですよね!
だけど、冷凍食品を調理する時に油はねが怖くて仕方ないです!という話もよく聞きますし、私も油はねしないようにする方法を知るまでは恐ろしくて仕方なかったです。
今回はそんな油はねをさせずに冷凍食品を揚げる方法と、油はねの原因についてお話ししたいと思います。
油はねさせないようにすれば、揚げ物が楽しくなるので、絶対にマスターしましょう!
冷凍食品の油はねの原因は食品に付いた水分(霜)が原因!
まずは、冷凍食品で揚げ物をした時に、激しく油はねする原因についてお話しします。
そんなことよりも、油はねしない調理方法を知りたい!という方は、そのまま下にスルーしてくださいね!
油がパチパチ!と盛大にはねる原因は、冷凍食品に付いた水分が原因です。わかりやすく言いますと“冷凍食品に付いた霜”が悪さをしているんですね!
油は加熱すれば100℃を超えますよね!揚げ物に最適な温度は170~180℃と言われています。
そんな高温になった場所に霜が付いた冷凍食品を入れてしまうと、水分(霜)が一気に蒸発して油から飛び出してしまうんです。
油の中で水分が爆発していると言っても過言ではありません。
この水分量が多ければ多いほど激しく油はねをするということです。
ということは…霜を取ってから油に投入すれば、激しい油はねをしないじゃないか!
という結論に至るわけですが、そんなのめんどくさくないですか?
ポテトを大量に揚げたいのに、1本ずつ霜を取るんですか?いやですよね!
なので、霜が付いた状態でも油はねしにくい揚げ方を次でお話ししますね!
冷凍食品を揚げる時は常温の油につけてから加熱する!
冷凍食品を調理する時に油はねさせないようにするために必要な事は“高温の油にいきなり冷凍食品を入れない”ということです。
言い換えれば、常温の油に冷凍食品を浸してから加熱をし始めると油はねしにくくなるわけです。
常温の油に浸しておくことで、油の温度の上昇と共に水分の温度も上昇しますので、爆発することなく油から水分が抜けていくんですね!
常温の油に冷凍食品を浸す時のポイントですが、冷凍食品を先に鍋に並べておいて、上から油をかけて、全体が浸る量の油を使用してください。
少量の油で行ってしまうと、油はねはしやすくなります。高温の油にいきなり投入するよりはかなりマシですが。
そしてもう一つ、加熱を始めたら念のため鍋に蓋をしてください。
この油はね防止の調理方法は完璧に油はねを防ぐことができるわけではありません!霜の量によってははねてしまうこともあります。
やけど防止のために鍋に蓋をすることを推奨します!
霜が付いた冷凍食品の揚げ方ですが、注意点があります!!
冷凍食品を浸した油を加熱する時は、中火程度の火力にしてください。強火などで加熱してしまうと、結局水分が急激に加熱されて油はねしてしまう可能性があります!
冷凍食品の霜を落としてから揚げ物をする!
上記の常温油に浸してから加熱する方法が怖い場合は、やはり霜を落としてから調理する方が確実です。
だけど、そんな簡単に霜を落とす方法なんてないでしょ?なんて疑問に思いますよね?
それがあるんです。
冷凍食品の霜を事前に落とす方法!
冷凍食品に付いた霜を落とす方法はいくつかあるんですが、まずは代表的な方法から。
“電子レンジでちょっと加熱してキッチンペーパーに包む”
これはよくある方法ですね。だけど、結構確実です。でも、デメリットだってあります。
- 電子レンジの加熱時間がわからない。
- ポテトなど大量の物はめんどくさい。
- 加熱しすぎると解凍してしまい形が崩れやすい。
こんなところでしょうか。
冷凍の唐揚げ数個とか、コロッケ数個みたいに、大きくて数が少なければ電子レンジで行う方法は有効なんですが、細かくて数が多かったり、形が崩れやすい物なんかは逆に手間がかかるんですよね。
そんな時は、上記の常温油作戦か、下記の霜の落とし方を試してみてください。
“ドライヤーで温める”
私が大昔に実践していた方法です(笑)。
揚げたい分の冷凍食品をキッチンペーパーの上に置いて、上からまたキッチンペーパーを乗せておきます。
そしてドライヤーで温める。
冷凍食品が解凍しない程度に温めて、キッチンペーパーで少しだけギュッと押して水分を吸わせて完了です。
ポテトなどの量が多い物でも、平らにさせ並べてしまえば霜取りが結構簡単にできます。
まとめ
霜の付いた冷凍食品を油はねしないように上手に揚げる方法についてお話ししました。
今回お話しした方法は100%油はねを防止できるわけではないので油断はしないようにしてくださいね!
霜取りの方法などもお話ししましたが、手間などを考えると常温の油に浸してから加熱する方法が一番おススメです。
油に浸かる時間が長いので、食品がブヨブヨになったりするイメージがあるかもしれませんが、意外とカリっと揚がります。
揚げ物上手になって、子供たちと旦那さんを喜ばせてあげてくださいね!