カレーってパパにも子供にも人気の料理で、しかも一度に多く作ればその後のレパートリーも多くてとても便利ですよね!
私自身もカレーが大好きで、料理をサボるためにも1回で大量に作って保存をしています。
だけど、カレーの正しい保存方法ってご存知でしょうか?
実際に私も、作り置きしておいたのいいものの、ちょっと変な臭いがするようになってしまったりと保存に困った事がありました。
今回は、カレーが腐った場合の見た目の変化や、カレーの正しい保存方法についてお話ししていきますね!
カレーが腐ると見た目や臭いに変化があります。
カレーはそもそもの色が茶色ということで腐っているのかどうか、見た目の変化がわかりにくいですよね。臭いを嗅いでみたりもするけれど、その匂いが大丈夫なのかもイマイチわかりませんし…。
そんなに不安に思わないでください。カレーは腐ると明らかに見た目と臭いに変化があります!
その変化というのが、
- カレーの表面にカビが生えて白くなる。
- 明らかに酸っぱい臭いがする。
- 納豆のような腐敗系の臭いがする。
この3つは絶対に見逃さないようにしてください。
一つでも該当するようなカレーは腐っていますので絶対に食べないようにしてくださいね!
このような状態のカレーを食べてしまったら食中毒確定ですので、かなりつらい思いをしますよ!
臭いに関してはわかりやすいのですが、ビーフカレーなどでお肉を入れていた場合、油とカビを見間違えることもありますので注意が必要ですよ!
ちなみに、私は3つともすべて経験したことがありまして、3日程度カレーを放置していたらそのような状態になったように思います。
あ!結婚してからではないですよ!学生の頃の話ですからね!(笑)
それともう一つ!上記のような状態になっても「しっかり加熱すれば大丈夫!」なんてことは絶対にありませんので、気を付けてくださいね!
カレーが腐る原因は菌の増殖です!
さて、先ほど腐ったカレーの見た目の話をしましたが、なぜカレーは3日程度で腐ってしまうのでしょうか?
これはテレビでも紹介されていたのですが、菌が原因ですね!
その菌というのがウェルシュ菌というものが原因だそうで、このウェルシュ菌は嫌気性の菌で、熱にも強いということで非常に厄介なんです。
カレーを作ってすぐに増殖していくらしく、カレーを熟成すればするほど菌が大量発生ということになります。
「カレーは翌日がおいしい。」なんていうのは迷信かもしれません(笑)
実際のところ、腐るのがこの菌のせいというわけではなく、この菌は食中毒を引き起こす菌ですので、この菌が増殖している状態を「腐っている」と判断します。
では、我々主婦はこのウェルシュ菌に勝つことはできないのでしょうか?
完全に見た目や臭いがやばくなってしまったカレーはさすがに勝ち目がありませんが、まだ見た目も臭いも大丈夫なカレーであれば、100パーセントではないけれど、ウェルシュ菌に対する対抗策があります。
それは、“よく加熱して、よく混ぜること”です。
ウェルシュ菌は“嫌気性”と言いましたが、これは“酸素の少ない所を好んで増殖する”という意味です。加熱することで固まったカレーの粘り気を少し下げて、下から上にまんべんなく空気に触れるようにカレーをかき混ぜることで、リスクを減らすことはできます!
もう一度いいますが、“見た目も臭いも大丈夫なカレー”の食中毒のリスクを減らすための対策ですので、くれぐれも腐ったカレーは食べないで下さいね!
常温でカレーが腐るのはだいたい何日くらい?
あなたはどのような方法でカレーを保存して、何日くらいを目途に食べきっていますか?
カレーの日持ちというのはずばり“常温で1日”が限度です!しかもこれは冬場の場合です!夏場となれば半日程度が限度と考えましょう!
もし、どうしても常温で保存しておきたい場合は、1日に数回、しっかりと火を通して、しっかりとカレーをかき混ぜること忘れないようにしてください。
一度温めたカレーをそのまま常温で置いておく場合はすぐに蓋をしないことも大切です。すぐに蓋をしてしまうと熱が逃げにくく、カレー内部が温まったままになってしまうのでウェルシュ菌の大好きな環境を作ってしまうことになりますので要注意です!
しっかりと冷ましてから蓋をするようにしてください。
先ほどもお話ししましたが、私は3日程度常温でカレーを保存していました。たしか、2日目も普通に食べていたような気がします。
お腹を壊したりはしていませんが、結構ビビりながら食べたような記憶があります。みなさんはこんな思いしないように気を付けてください。
カレーの正しい保存方法
では、カレーの正しい保存方法はどのようなものなのでしょうか?
それはやはり“冷蔵庫で保存”です。
冷蔵保存をすることでカレーの寿命を2~3日程度まで延ばすことができます。
冷蔵保存をするため時のポイントは
- 保存前に必ず加熱してよくかき混ぜる。
- 加熱したら冷めるまで待つ。
- 理想的なのは急速冷凍。
- 可能であれば小分けにする。
という4つです。
嫌気性のウェルシュ菌を先ほどお話ししたように空気にさらして弱らせておきます。そして必ず粗熱を取ってから冷蔵します。
この時、急速冷凍できるような環境があれば、ウェルシュ菌の繁殖を大きく防ぐことができます。
また、保存前に小分けにしておくことで冷めるまでの時間が早くなり、菌の増殖を抑制することができますので、お皿などに分けて粗熱を取るようにしてください。
そしてそれをジップロックなどの保存袋に入れて冷蔵庫に入れることで、より早く冷やすことができるので、効果が高まります。
小分けにしておく方が次使うときも便利ですよ!
2~3日で食べきれないほどの量のカレーを作ってしまった場合は冷凍保存をしてください。
冷凍保存をすれば1か月程度まで寿命を延ばすことができます。
この場合も方法は常温保存の時と同じです。粗熱をしっかりと取ってから小分けにして冷凍庫に入れておきましょう!
4つのポイントをしっかりと実践してカレーを腐らせずにおいしく保存しましょうね!
まとめ
カレーは意外と保存がきかない料理ですので、正しい保存方法はしっかりとマスターするようにしてくださいね!
私は学生時代に盛大にカレーを腐らせていますのでその時の腐ったカレーの見た目や臭いを知っていますので簡単に判断できますが、これまでちゃんとしていた方は判断が付かないこともあると思いますので、腐らせない努力を怠らないようにしてください。
常温での保存はできないと思って頂いた方が賢明かもしれませんね!
正しい判断と正しい保存でよいカレーライフを送ってくださいね!