写真を撮ることが好きな人も、そうでない人も、処分してしまいたい写真って結構ありますよね?
昔の恋人の写真とか、学生時代に撮った友人が写っている写真とか。
残しておけばそれなりに思い出に浸ることはできるけど、場所を取ってしまいますし、思い出したくない過去だってあるはずです。
だけども、やはり自分以外の人が写っている写真はなかなか捨てるのを躊躇ってしまいますよね?
今回はそんな、人が写っている写真の捨て方に困っているあなたに、写真の捨て方を伝授したいと思います。
写真を捨てる時は漂白剤などで下準備をしよう!
写真を捨てる時は必ず下準備をしておきましょう!
自分以外の人が写っている場合にはプライバシーを侵害してしまう可能性もありますので、これからお伝えする方法で捨てる準備をしてくださいね!
漂白剤で写真を見えないようにする。
写真を処分する際に、人が写っているから写真を破ったり、ハサミで切ったりすることに抵抗を感じる人も多いのではないかと思います。
そんな時は漂白剤を使うだけで、何が写っていたのか分からないようにすることができます。
方法はとても簡単で、少し温かめのお湯を用意して、その中に漂白剤を入れます。
漂白剤を溶かしたお湯の中に写真を入れるだけです。たったこれだけで表面を真っ白にすることができます。
大きめの容器を準備しておけば一度に多くの写真を処理できますし、浸けておくだけで後は放置しておけばいいのでとても手軽ですね!
忙しい方は夜寝る前に、漂白剤を用意しておいて、朝起きたら写真を捨てる下準備ができているという感じです。
僕が実際に写真を捨てる時はこの方法を取ることが多いです。
ですが、時間がかかることも事実ですし、家族に見られたくないような写真を処理するには目立ちすぎる方法なので向いていないかもしれませんね…。
シュレッダーなどで細かくしておく。
速攻性が必要な方はシュレッダーなどで細断してしまう事をおすすめします。
写真を細断する時はハサミを使用せず、シュレッダーなどの自動の機械を使用すると罪悪感が少なくてすみます。
シュレッダーは家庭用をありますし、個人情報が記載された文書を処分する時にも便利なので、小さい物をご家庭に1台持っておいてもいいかもしれませんね!
シュレッダーなんてすぐに用意できないよ!という方には細断用のハサミもあります。人が写った写真を自らの手で細断するのは罪悪感がありますが、そこは気にせずにザクザクと切ってしまいましょう!

こんなものが存在します。結構便利です。
シュレッダーなどを使って写真を処理する場合は、手間がかかるというデメリットがあります。
シュレッダーは一度に細断できる枚数が機種によって決まっていますので、大量に処分する場合はしばらくシュレッダーの前で付きっきりになってしまいます。
スマホなどで好きな動画を見ながら処理していくと良いかもしれませんね!
細断用ハサミの場合はかなり手が疲れます。写真をこの方法で処分したことはありませんが、個人情報が記載されている書類をひたすら細断用ハサミで切ったことがあります。
時間もさることながら、やはり先に手の方が限界を迎えます。
どうしても即刻処分したい場合はおススメしますが、それ以外の場合は僕はおススメしません(笑)。
表面が見えないようにまとめておく。
比較的効果があり、手間もかかりにくくおススメしやすい方法です。
具体的にどうするかと言いますと、処分したいと思っている写真をすべて重ねて、上下数枚を裏返しにします。
そして、側面から木工用ボンドなどをつけて、上から新聞紙などのいらない紙で覆ってしまいます。
こうすれば周囲から見た時に写真が包まれているとは気が付きにくく、プライバシーを保護できます。

写真をまとめて捨てる方法の図
人が写っている写真の捨て方
上記のような写真を捨てる前の下準備を終わらせた後は実際の写真の捨て方です。
コチラも2つほど方法を紹介しておきますね!
燃えるゴミに出す。
写真を捨てる時の代表的な方法です。
あなたの地域の燃えるゴミの日に出してしまいましょう!
燃えるゴミとして写真を捨てる場合は必ず、先ほどお話ししたような下準備をしてから捨てることを心掛けてください。
写真を下準備などせずに捨ててしまうと、あなたのプライバシーだけでなく、写っている他の人のプライバシーまで侵害してしまう可能性があります。
最近は地域指定のゴミ袋であれば色付きで中身が見えないようにしてあることも多いとは思いますが、まだ半透明のゴミ袋で出せる地域も多いと思います。
外から見て写真が見える状態で捨ててしまうと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性がありますので本当に注意してくださいね!
神社などでお焚き上げをする。
写真を切ったり、自分で処理することに抵抗がある方はお寺などのお焚き上げに持って行きましょう。
お焚き上げとは、写真やぬいぐるみなどの魂が宿ると言われている個人で簡単に捨てにくい物を、お寺の方が供養をしてくれることを言います。
僕自身はあまりそういったことを信じてはいないのですが、少しでも心配になる方はお焚き上げをしてもらうことをおすすめします。
お焚き上げの時期、料金などそれぞれお寺によって違うと思いますので、ネットで調べれば簡単に検索できます。
「東京 写真 お焚き上げ」というように検索すればわかると思いますので是非とも検索してみてほしいと思います。
記事執筆中に少し検索してみたところ数千円程度で行ってくれるところが多いので、特に故人が写っているような写真はお焚き上げをすることを僕はおススメします。
写真を捨てる時の心構え
写真を捨てる時にはある程度心構えが必要です。
写真は思い出の物ですので、「捨てるぞ!」という気持ちをしっかり持って選別していかないと、結局懐かしさから捨てられないという事態に陥る可能性があります。
実際に僕も写真の処分を考えた時に、なんとなく眺めているとどの写真ももったいなくて捨てられないなーという感情になりました。
もったいないのであれば捨てる必要もないのですが、どうしても保管場所に困るので断腸の思いで捨てることを決心しました。
また、自分以外の人が写っていると捨てることを躊躇してしまいがちなのですが、ここで自分の気持ちを甘やかしてしまうと写真を減らすことはできません。
思い切って、躊躇せずに、選別をしてほしいと思います。選別した結果、どうしても自分で下処理ができないというのであれば、お焚き上げというちゃんとした方法がありますので、安心して写真を処分してほしいと思います。
そして最後に、絶対にプライバシーを守って捨てることを忘れないようにしてほしいともいます。
写真は個人の顔が明確にわかるものが多いと思います。それを何の対策もせずにゴミ袋に入れてしまうと、思ってもいないトラブルに巻き込まれてしまう可能性がありますし、自分だけでなく知人、友人をトラブルに巻き込んでしまう可能性があることを絶対に忘れないでほしいと思います。
僕は写真を捨てる時は、「プライバシーを守る」ということを一番に考えています。ゴミを出す時も、前日の夜から出したりせずに、できるだけゴミ収集の時間ギリギリ出すように心がけていますし、絶対に中が写真だとわからないようにしています。
まとめ
写真の捨て方についてお話しさせていただきました。
写真に対してハサミを入れたり、シュレッダーに入れることに抵抗がない人はその方法で捨てるのが早くていいのですが、やはり気になる人も多いと思います。
そんな方は漂白剤を使った方法を試してみてください。
写真紙の種類によっては漂白されないこともあるようですが…。
ただ、一番早いのは写真をまとめて紙に包んで捨ててしまう事です。
写真を捨てるという行為自体に躊躇してしまいますが、不要な過去は写真と共に処分してしまった方が良いと僕は思っています。
是非、勇気を持って試してみてほしいと思います。