写真を撮られるのが嫌い!!なんて人は少なくないんではないでしょうか?
写真を撮ることが好きな僕も、撮られるのはあまり好きではありませんでした。写真を撮る側の僕が考える、「写真を撮りたい人に対する、写真の断り方。」についてお話したいと思います。
写真を撮られるのが嫌だ!断りたいけどどう言えばいいかわからない!という方はそのまま下へスクロールしてみてください。
写真が嫌い!!撮られたくない時の断り方!
写真を撮られるのが嫌だったり、写るのが嫌な人にとっては苦痛なことですよね。写真を断る方法は相手との関係性によって異なります。
相手との関係性別に断り方を見ていきましょう!!
相手が友人関係の場合
相手との関係性が友人関係だったり、恋人関係だった場合は、「写真に移りたくない理由を正直に伝える。」ことが最も効果的です。
私は写真に写りたくない理由は様々あると思いますが、多くの方は「コンプレックス」から来るものだと思います。
「写真写りが悪いから。」「可愛くない(カッコよくない)自分を見たくない。」「そもそも自分の顔が好きではない。」
こういった理由ではありませんか?こういう時は、信頼のおける友人関係だからこそはっきりと言いましょう!
僕が昔写真に写りたくない時は、「みんなとの記念は残したいけど、どうしても写真に写った自分の顔が好きになれない!!だから、ピースとかで顔を隠すか、撮る側に回らせてくれー!」と良く言っていました。
友人達には「そんなん気にしすぎ!!ヤマモトは確かに写真写りよくないけど、それは写真以上に実物は見た目がいいんやー!」なんて言われていました。
そんなにおだてても、僕は誘いには乗りません(笑)。
やはりそれでも、何度もお願いするとみんな諦めてくれるようになります。その辺りはやはり友人関係なので、こちらの思いを汲み取ってくれる様になりました。
そこから僕はもう、記念写真を撮る係に任命されました。
僕としては思惑通りだったので、新しい友人関係ができるまでは上手く写真を逃れていました。
友人関係と言っても、全ての友人関係が良好な関係とは言えませんよね?まだ友人関係として時間が浅い場合もあります。
そんな時に写真から逃れる方法は「写真を撮るタイミングでその場からいなくなる!」です。
僕はこれで何度も写真から逃れています。
その方法を具体的にお話しますと、集合写真等を撮るタイミングになると「ごめん、写真苦手だから今のうちにトイレ行ってくる!」と言うのです。
もちろん、気の優しい人達がいると僕が帰ってくれるまで待っていてくれる事もありましたが、そんな時は諦めてピースなどで顔を隠しましょう。
友人関係の写真の断り方のポイントをまとめますね!
- コンプレックス等、理由を明確にして相手に思いをしっかり伝えること。
- 写真を撮るタイミングでその場からいなくなるように理由をつけて移動する。
以上2つです。
断る事は勇気がいると思いますが、やはり嫌なものは嫌だと伝えて、その気持ちを理解してもらえるような友人関係を築いておく事も大切ですね!
相手が友人関係ではない場合
写真を撮りたいと申し出て来る人が必ずしも友人関係や知り合いの人だとは限りません。
例えばですが、京都で着物体験などをして街中を歩いていると、海外の方から写真を撮らせて欲しいなどとお願いされる事もあります。
特に女性の方は多いのではないかと思います。
こういった時の一番の断り方は毅然とした態度で「すみません、写真を撮られるのは好きではありませんのでお断り致します。」とキッパリ断りましょう。
どうしようかなーと悩んだりしていると、写真を撮る側からすると「満更でもないのかもしれない。」と勘違いされてしまうかもしれません。
撮る側からすれば、何とか頼み込んでも撮りたいと思うことがあると思いますので、中途半端な態度を示すと、その隙を突いて説得しようして来る可能性もありますので、余計に話がややこしくなるかもしれないので注意です。
キッパリと断る事が良いというのは、もう一つ理由があります。
街中で知らない人に声を掛けられて、1枚でも写真を撮ることを許してしまうと、その周囲にいた人達からも写真を撮られてしまう可能性が高くなります。しかも、許可を得ていない人達に勝手に撮られてしまう可能性があります。
そうなると写真が苦手なあなたからすれば、苦痛な時間になり、しかも時間をムダに費やしてしまう事になってしまいます。
こういった事にならないためにもどんな相手からお願いされてもキッパリと断る事が大切です。
今の時代、SNSなど発展して気軽に撮った写真がインターネットを介して世界中の人に公開されてしまいます。
冷静になって考えてみると、写真を撮られるのが嫌いではない人でも、「友人ではない人に写真を撮られる。」なんて気持ち悪くないでしょうか?
ネットに載せられたり、もしかすると悪用されてしまう可能性もあるかもしれませんよね。そんな恐ろしい事にもならない為にも断る勇気を持ちましょう。
どうしても映らなくてはいけない時に目立たなくする方法!
いくら断る方法を覚えても状況によってはどうしても写らなくてはいけない場面も出て来ると思います。そんな時に、少しでも自分自身が目立たないようにする方法をお伝えしますね!
ピースなどのポーズをわざと顔の前に持ってきて顔がわかりにくいようにする。
一番手っ取り早い方法はピースなどのポーズを自分の顔の前に持ってきて、「たまたま顔とかぶってしまった。」という状況を作りましょう!
友人関係の場合、「写真を撮られるのが苦手だから顔を隠した。」という理由も成立しますし、関係性が希薄な場合でもピースなどする事で、その場の雰囲気に馴染もうとする努力も見受けられることから、比較的文句を言われたりする可能性も高くなります。もし関係性ができていない人たちとの写真でも、何か言われた場合は、「写真が苦手だから顔を隠した。」と言えば特に問題ないでしょう。
写真撮影のタイミングで少し下を向く
写真を撮る時は必ず、「はい、チーズ!」などの掛け声があると思いますが、撮影者がシャッターを押す寸前に少し下を向きましょう。
クラス写真などの集合写真では撮り直しになってしまうかもしれませんが、そういった公式ではない写真の場合は上手くスルーされるでしょう。
人数が多ければ多いほど全体に紛れる事ができるので効果が発揮されやすいです。
もし、「ヤマモト君下向いてるから撮り直す?」みたいな話になっても、「そんなの申し訳ないから大丈夫だよ!!」と強気で言ってしまえばそれで話は終わるでしょう。
影のある方向へ行く!
もし屋外などで写真を撮る事になった場合は影のある場所探しましょう!日中の屋外で写真を撮る場合、日向と日陰が混在する場所では、日向にピント(実際には測光)を合わせると、日陰が黒く写りやすい傾向にあります。
逆に、大人数が日陰にいる場合は、日向にいるようにしましょう、同じような理由で、日陰にカメラを向けて写真を撮ると、日向は白飛びしやすく、顔が写りにくくなることが多いです。
少し上級テクニックですが、上手く活用して目立たないように写りましょう!
メガネやサングラスを持参する
写真に顔を写したくない場合は、伊達眼鏡やサングラスを持参する様にしましょう!眼鏡や、サングラスをかけておくことで顔がわかりにくくなります。
また、眼鏡やサングラスの方に視線が移りやすくなり、顔の印象が薄くなりやすい傾向にあります。
サングラスの方が顔を隠す効果は出やすいのですが、真冬にサングラスはちょっと場違いかもしれませんので、冬場は伊達眼鏡を持参する様にしましょう!
アプリで撮ってもらう。
昔と違って今のスマホはとても便利ですよね。カメラアプリがたくさんありますので、写りを良くしてくれるアプリがあります。
女性の方であればよくご存じでしょう。男性の方はあまり馴染みがないかもしれませんが、こういったカメラアプリは非常に優秀ですので是非使ってみてほしいです。
で、そのアプリを使う方向にどうやって持って行くかといいますと、単純に自分のスマホにアプリを入れておいて、写真を撮る雰囲気になったら自らスマホを取り出して写真を撮影し始めるという流れですね。
ここでポイントになるのがアプリ内のどういった加工を使うかと言いますと、犬の耳などが付属される動物に変身するものがおすすめです。
撮った写真を見ていると面白いですし、かなり顔を誤魔化すことができますよ!
時には諦めることも必要…。
そんなことを言っては意味がないじゃないか!という話ですが、誰かとどこかに行った場合は素直に諦めて写真に写ることを承諾することも必要ではあります。
僕の経験から、写真を撮られることも嫌ですが、「撮る、撮らない」の押し問答が一番めんどくさいです。
それならば、素直に1~2枚写ってしまって、相手が満足するのを待った方が話が早い場合もあります。
結局、これを繰り返すことで写真に慣れていくということも事実です。
もちろん、頑なに断り続けることも悪いことではないのですが、やはりそこにある「楽しい雰囲気」を壊してしまう事の方が怖いと僕は思っています。
写真に写る、写らないという話になるまでは、最高に楽しい瞬間だったと思います。ですが、写りたくないを頑なに曲げずにその場の雰囲気を壊してしまうと、それこそその後がツライですよね。
もちろん、そんなことで雰囲気が悪くならない相手を選んで遊んでほしいとは思いますが。
街中で他人に声を掛けられて写真を撮らせてほしいと言われた場合も同じです。
まずはしっかり断ってみる、それでもどうしてもというのであれば、使用用途などをしっかり確認した上で、「友人と遊びに来ているので、1枚だけ、手短にお願いします。」と言って承諾する必要もあるかもしれません。
写真を撮られることが嫌いなのは仕方ない。でも、写真は思い出になる。
ここからは完全に僕の思いといいますか、写真嫌いだった僕が写真に写るようになった理由をお話しします。
僕も昔は写るのは嫌いで、子供の頃も母からインスタントカメラを預かって写真を撮る側でした。
ですので、僕の小さい頃の写真はあまり多くありません。中学~結婚するまでの写真なんてトータルで10枚くらいしかありません。
しかも、専門学生の頃の写真なんて1枚もありません(笑)。
そんな僕が困ったのが結婚式でした。
結婚式では生い立ちムービーというものを流すのが主流でして、生まれた時から、小、中、高、大学、社会人と写真を時系列に並べて、新郎新婦の生い立ちを紹介するコーナーがあります。
その時に流す写真がほとんどなかったんです(笑)。
まさか写真嫌いがこんなところで損するなんて思ってもいませんでした。これが写真に写った方が良いと思った第一の理由です。
そして第二の理由が、妻と一緒に見た僕の昔の写真でした。
結婚する少し前に妻が僕の実家に遊びに来て、母が気を利かせて僕の小さい頃のアルバムを見せてくれたんです。
僕はめちゃくちゃ嫌だったんですが、妻はとても喜んでいましたし、一緒に写真を見ていると、「あーこんなこともあったなー!」と懐かしい気持ちになれたんですよ。
過去に撮った写真の写真写りなんて、現在見てみると意外とどうでも良かったりします。それ以上に過去の思い出に浸れる瞬間の心が暖かくなる感覚の方が強かったんです。
写真が嫌いな気持ちはわかります。
だけど、後々のことを考えるとある程度の枚数は残しておいた方がいいと思います。
きっといつか良い思い出だ!と思える時が来ると思いますよ。
まとめ
写真を撮られるのが嫌な時の断り方から、もしも撮られる時の目立ちにくい方法などお話させて戴きました。
上手に断る方法が知りたいとは思いますが、迷惑だと素直に伝えることがいちばんの近道だとは思います。
他人に撮られることは断固として拒否しても良いかとは思いますが、友人関係や恋人関係、家族と一緒の時は少しでも自分が写っている写真を残しておいた方が、歳を取った時に昔を思い出せる良い材料になると思います。
写真は嫌いだ!と意固地になるのもわかりますが、どうやって写れば納得できるのか研究してみてはいかがでしょうか??