お餅のカビを防ぐのにアルコールが有効ってホント?その他のお餅のカビ防止方法ご紹介!

生活の話

お正月と言えば雑煮やぜんざいですよね!その中には1年に1度しか食べないと言っても過言ではないお餅が入っていますね!

このお餅ですが、鏡餅にしていたものを割って食べるご家庭も多いのではないでしょうか?

餅つきをしてもらったお餅の保存方法がわからずにカビを生えさせてしまったことがある人もいるかもしれませんね!

そんなお餅に生えるカビはアルコールを付けておくと良いというのが昔からの日本の風習です。

今回はその噂?の真意と実際にアルコールを散布するならどういう方法が良いのかお話ししていきます。

今年こそはお餅にカビを生えさせたくない人必見ですよ!

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お餅のカビを防ぐのにアルコールが有効という噂の真意。

昔から実用的に行われていた方法のようです。お餅の表面にアルコールを塗ることで、そのお餅の表面に付いた雑菌などを消毒してしまうという考え方です。

実際に行われている方法ですし、現在でも実施している方は多いようなので効果はあると考えられます。

実際にカビの除去にアルコールは有効と考えられているので、お餅に関してもそれは例外ではありません。

だけど、長期的な保存には向いていません。そもそもお餅というものはカビの発生に最適な環境にあることが多く、ずーっとアルコールで丹念に拭き続けない限りはカビは発生します。

上記のようなことから、“効果はある。だけど短期的な保存に有効!”と考えてもらうのが良いと思います。

 

例えばですが、自宅や自治会、会社などで行った餅つきのお餅をもらって帰って、それを鏡餅にして、数日後には食べるとか。

もう食べないと決めている鏡餅の見た目を綺麗な状態で鏡開きまで保存しておきたい、など明確な食べる時期、もしくは食べないということ決めておいた時に活用してもらうといいかもしれませんね!

 

お餅のカビ防止のためにアルコールを塗る方法。

さて、では実際の方法ですが、決して難しいことはありません。

アルコールを含んだ布でお餅の表面を綺麗に拭いていくだけです。この作業を2日に1回くらいのペースで行えば1週間程度はカビが発生しにくいです(室内環境にもよる)。

アルコールを含んだ布とありますが、搾れるくらい濡らす必要はありません。布の表面がしっかりと湿っている程度で大丈夫です。

ここでワンポイントアドバイスです。

鏡餅は二つの大きさのお餅が重なっていることが一般的です。表面もカビが生えやすいのですが、お餅同士が重なり合っている場所が風通しも悪くカビが発生しやすいです。

その部分をしっかりとアルコールで拭くことと、可能であれば、割り箸などを折って、お餅同士の間に入れて、隙間を開けるようにすると、鏡餅にはカビが生えにくいです。

お餅に塗るべきアルコールの種類。

先ほどから“お餅にアルコールを塗る”と言っていますが、お餅に塗るアルコールはどのようなものが良いと思いますか?

アルコールにも種類がありますね、手指消毒用や、飲み物になっているものなど、お餅に塗る場合はできれば食用のアルコールが望ましいです。

なぜ?って、最終的には食べることが目的だからですよ!

もし鏡餅にしていて、それはもう食べないと考えているのであれば、手指消毒や物を消毒する物で大丈夫ですが、そういったもので拭いたお餅を口に入れるのはちょっと気が引けますよね。

ですので、アルコール度数の高いお酒、例えば焼酎などで拭くのが最適とされています。

昔の人も焼酎などを使用していたようです。

その他のお餅のカビ防止方法。

先ほどから鏡餅を中心にお話ししていましたが、それ以外の食用のお餅のカビ防止保存方法をご紹介しますね!

お餅の保管は冷凍が最強

お餅の保管は冷凍にしてしまうのが手間がかからなくて一番いいです。

付きたてのお餅でも、そうでないお餅でも一つずつできるだけ空気が入らないようにラップで包んで3~4個くらいをフリーザーバックに入れて冷凍庫に入れておくだけで1か月以上は保存が効きます。

冷凍保存する際の注意点ですが、お餅がつきたてでまだ暖かい場合は必ず冷ましてからラップに包むようにしてください。

温かいままラップにくるんでしまうとラップ内に水分がついてしまって、お餅の品質が低下しやすくなってしまいます。

せっかく保存するんですからおいしく保存したいですよね!

あともう一つ、お餅に粉がたくさんついている場合はその粉もできるだけしっかりと払ってから冷凍しましょう!

冷凍したお餅は自然解凍させて焼いたり、煮物に入れたりすることでおいしく食べられますし、ご自宅にトースターがあれば、冷凍のままトースターで焼いてしまうこともできますのでとっても便利ですね!

水に浸けて水餅にする

水餅ってご存知でしょうか?

お餅を水の中に付けて保存する状態の事を言います。

これは昔から行われていた方法で、お餅を柔らかいまま保存しておくことが可能です。

雑煮やぜんざいなど、煮物として調理する時にはもってこいの保存方法ですよ!

その方法はとっても簡単!

蓋つきの大きめの容器(私は大きめの鍋を使用しています。)を用意して、その中に餅同士がくっつかないように並べます。餅がすべて浸かるように(お餅の頭が自らでないように)水をいれて、蓋をしておくだけです。

保存場所は直射日光の当たらない冷暗所が最適です。まぁ、冷蔵庫の中が一番いいと思います。

保存期間は1か月以内程度です。

水餅にする場合には重要な注意点があります。

それは、必ず水を毎日交換することです。これを怠ってしまうと当然ながら不衛生な水で保管することになるので、お餅は傷んでしまいすよね!

それともう一つ、水は必ずお餅全体が浸かる量をいれること!

お餅の頭が自ら出ていますと、そこがカピカピに乾燥してしまいますし、空気に触れているとカビが発生するリスクが高くなります。

お餅はでんぷんでできていますし、お鍋の中は水分が多いのでカビにとっては最高の繁殖場所です。お餅をしっかりと水に浸けることでカビを防止しましょう!

わさびと一緒に冷蔵庫に入れる

わさびには雑菌の繁殖を抑制する効果があることをご存知でしょうか?

その効果を上手く使ったのがこの方法です。

お餅を冷凍したりせずに保存したい場合に有効です。保存期間は1週間以内程度ですので、すぐに食べる予定があり、簡単に保存したい場合に有効ですね!

実際の保存方法は、蓋つきの容器(私はタッパーのような密閉容器を使います。)の真ん中にチューブのわさびを絞り出します。

量は、多い方がいいんですが、容器の大きさのバランスをみて決めてください。そのワサビを中心にお餅同士がくっつく内容にお餅を並べるだけです。

必ず蓋をしっかりと閉めて、直射日光の当たらない冷暗所で保存するようにしてください。

この方法の注意点ですが、必要な時以外は蓋を開けないことです。

蓋を開けると空気とともに雑菌が容器の中に入ってしまうので効果が薄くなってしまいます。密閉しておくことで効果が発揮できますので気を付けてくださいね!

何日かに分けて食べる予定でしたら、食べる個数ずつに容器を分けておくととても便利ですよ!

 

まとめ

鏡餅や一般の食用餅の保存方法についてお話をしました。

アルコールをお餅に塗っておくことでカビの予防ができることは事実ですので、鏡餅など、室内で飾っておく場合にはアルコール度数高めの焼酎などをお餅に塗ってカビ対策をしておきましょう!

その話題から派生させて、お餅の保存方法とその日数、注意点なども載せていますので、ちゃんと保存しておいしくお餅を長持ちさせて無駄にしないようにしましょうね!

私は市販の個包装のお餅すらカビさせてしまうずぼら主婦でしたが、3つの保存方法を上手に使うようになってお餅をカビさせることがなくなりました。

皆さんも上手に活用してみてくださいね!

 

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