かぼちゃが美味しい季節になってきましたね!スーパーにもよく出回っていますし、色々な使い方ができるので便利ですよね!
だけど、正しい処置を、正しい保存方法を知っておかないとすぐに傷んでしまう野菜でもあります。
買ってきて2,3日でたべてしまうのであればいいのですが、献立が毎日かぼちゃというのもちょっと…という感じですね!
そんな時に美味しく保存しておける方法をお話ししていきますね!
かぼちゃを日持ちさせる保存方法はカットすること
前提として、かぼちゃはカットしていないそのままの状態であれば特に保存方法にこだわる必要はありません。直射日光の当たらない涼しい場所で保管していれば1か月程度持つと言われています。
ですが、スーパーで購入する場合、ほとんどの方がカットされたかぼちゃを購入するのではないでしょうか?
このカットされたかぼちゃの保管が一工夫必要です。
スーパーのカットかぼちゃの残りを保存する場合、必ず、次の料理に使うのに適した大きさや形にカットして保存するようにしましょう!
これは、次の料理の手間が省けるという理由もありますが、冷凍保存する場合は一度茹でてからの方が味が落ちにくいとされているからです。
大きなままのかぼちゃを茹でるのは大変ですよね。そういう意味でカットしておいた方がいいです。
もし、翌日すぐに使う場合は冷蔵保存で大丈夫なので茹でる必要はなく、カットする必要もありませんよ!
かぼちゃを日持ちさせるためには綿は必ず取り除く
かぼちゃは基本的にわたや種から傷んでくるといわれています。カットされたかぼちゃを買ってきた場合は必ずかぼちゃのわたと種を取り除くようにしてください。
わたを簡単に取る方法はスプーンを使ってえぐり取っていくようにすればいいです。
かぼちゃを冷凍保存する場合の方法は?
では実際にかぼちゃを冷凍保存する方法をお話ししていきます。
下処理としてわたと種が取り除かれていることが前提ですが、まずは茹でやすい大きさや次の調理に使用する大きさに切ってください。
煮物などにする場合は普通に切ってもらって、揚げ物にする場合などはスライスしておくと便利ですよ!
カットが出来たら茹でましょう。その時の茹で具合ですが、身の部分が煮崩れしない程度で全体に火が通ればOKです。
皮の部分に爪楊枝がプスっと簡単刺さればいい頃合いですね!
茹で終わったら必ず粗熱を取ってくださいね!
粗熱が取れたらラップを撒きます。一食分の分量に分けて、できるだけ空気が入らないようにかぼちゃに密着させるようにラップを撒くのがコツですね!
ラップではなくフリーザーパックなどを使うのも便利です。フリーザーパックの場合もできる限り空気を抜いておくようにしてくださいね!
フリーザーパックが余っているようでしたら、ラップに包んだかぼちゃをフリーザーパックに入れて冷凍したほうが酸化を防げるのでいいですよ。
もし、粗熱を取らずにラップに包んだり、フリーザーパックに入れてしまうと、かぼちゃから出た湯気で内側に水分が付いてしまい、かぼちゃが傷みやすくなってしまいますのでご注意を!
もし、急速冷凍の機能が付いた冷蔵庫をお持ちの場合は、粗熱を取らなくても大丈夫なようです。
冷凍保存の場合は2週間以上は日持ちしますので、その間に使い切るようにしてくださいね!
豆知識ですが、レンジスチーマーのような容器を持っていれば、茹でる代わりに電子レンジで2~3分加熱する方法でも大丈夫です。
電子レンジの方が型崩れもしにくいですし、手軽なので少量であればそのようにしてもらった方が楽かもしれませんね!
冷凍したかぼちゃの解凍方法
冷凍保存したかぼちゃを調理に使う場合は、事前に使うことがわかっている場合は冷蔵庫に入れなおして、解凍しておくと使いやすいです。
そのような時間がない場合は冷凍のまま調理するようにしましょう!電子レンジなどで加熱してしまうとかぼちゃから水分が出てしまって美味しくなくなってしまう可能性がありますのでご注意を!
かぼちゃを冷蔵保存する場合の方法は?
かぼちゃを冷蔵保存する方法は特にめんどくさいことはありません。
わたと種をしっかりと取り除いて、キッチンペーパーなどで表面の水分を簡単に取っておきます。
そのあとにラップをかぼちゃの実に密着させるように巻いていきましょう。
私も昔間違った方法で保管していたのですが、買ってきた時に巻かれているラップは使わずに、新しいラップを使うようにしてくださいね!
古いラップだと密着力が少なくて空気が入ってしまい、酸化してしまったり、カビが生える原因となってしまいます。
正しく冷蔵保存できていれば、1週間程度は日持ちします。ですが、買ってきたかぼちゃの鮮度にもよりますので5日程度で使い切るようにしてくださいね!
かぼちゃをちゃんと保存しないとどうなる?
当たり前の話なんですが、腐ってしまったり、カビが生えてきたりします。
腐ったかぼちゃは見た目が変わるの?
腐ってしまったかぼちゃがどんな風になるかみなさんはご存知でしょうか?
色々な現象が起こるようですが、代表的なものは
- 実が黒くなっている。
- 全体的に溶けてきているようになっている。
- 切った時に糸を引く。
- なんだか臭う。
わかりやすいものではこういうものです。
実が黒くなっていたり、すこしドロドロとしているような状態になったら食べないようにしてください。
お腹を壊すかもしれません。
ただ注意してほしいのは実の部分はカットされた後でも熟してきますので、少し柔らかくなっていたり、表面がヌルヌルしたりすることはあります。
皮が柔らかくなっていなければ恐らく大丈夫ですが、臭いがおかしくないかどうかはしっかり確認してみてください。
見た目が大丈夫であっても、日持ちする日数を超えてしまっていた場合は臭いを嗅いでみてください。変な臭いがしたり、少し酸っぱいような臭いがした場合は傷んでいると判断していいと思います。
カビの生えたかぼちゃは見た目が変わる?
カビが生えた場合は表面が白とか、グレーっぽい白色に変色してしまいます。カビの色ですね。こうなってしまうと絶対に食べてはいけませんよ!
お腹の調子が悪くなることでしょう!
白くなっていたら絶対にダメなのか?といいますと、実はそういうわけでもなく、かぼちゃは乾燥すると表面が白くなりやすいんです。
ですので、久しぶりにかぼちゃを冷蔵庫などから引っ張り出してきたときは、かぼちゃが乾燥しているだけなのか、カビが生えているのか、しっかり見分けて使うようにしてくださいね。
かぼちゃを潰して保存するのも便利!
保存方法の一つにかぼちゃをペースト状にしてから冷凍するという方法があります。私はこれがお気に入りでしたので、少し話をしてみたいと思います。
かぼちゃって美味しいんですけど、子供は嫌いな事が多いですよね!なので、1週間で2回、3回とかぼちゃ料理が出てしまうと子供に嫌がれてしまうこともあります。
せっかく作ったのに、文句言われるなんて心外ですよね(笑)。
そこで私は、同じ週にかぼちゃをもう一度出す場合は、パンプキンスープにして出すことにしました。
その時にペースト状にして冷凍保存をしておくととっても便利なんです。
まず、冷凍保存するために茹でたり、電子レンジで加熱しておきます。
その後柔らかくなったかぼちゃをフリーザーパックに入れてとにかく潰します。ペースト状になるまでとにかく潰します。
滑らかなペーストになったら、粗熱をしっかり取って、冷凍保存しましょう。
次にかぼちゃペーストを使用する時は冷凍のまま、牛乳などに入れてしまえばパンプキンスープがほぼ完成!ということです。
味付けはちゃんとしてくださいね。
まとめ
これからの季節、とても美味しいかぼちゃですが、保存の方法に気を使わないと腐らせてしまいます。
冷凍保存、冷蔵保存、ペースト保存など、やり方はいろいろですが、次にいつそのかぼちゃを使うであろうか、しっかりと想像を膨らまして保管方法を選択するようにしてください。
保存方法によって食べられる期限も変わってきますので、再度調理に使う場合はかぼちゃが腐っていないか、カビが生えていないかなど、よくチェックをしてから使用するようにしてくださいね!
保存期限は毎回違いますし、スーパーで買ってきたかぼちゃの鮮度によっても日持ちは変わってきます。
そのあたりをしっかりと読んでもらうようにお願いします。