就活中の大学生や、受験中の高校生が春から一人暮らしをしたい!もしくはしなくてはいけない!なんてことになるとやっぱり不安になるのは、日々の生活の費用ですよね?
私が一人暮らしを始めた時は22歳の時で、すでに就職していましたので、一人暮らしの費用に関しては大きな心配はありませんでしたが、まだ社会人になったことがない人なら、「生活していけるのだろうか?」と今から考えてしまいますよね?
もちろん、高校生や大学生だけでなく、すでに社会人の方も一人暮らしの費用がどれくらいかかるのか不安になったりしているのでしょうか?
そんな一人暮らしの費用に関して不安に思われている方のために、生活費がどれくらいかかるのかという話をしていきたいと思います。
一人暮らしの費用で一番負担が大きいのは家賃です。平均値知ってますか?
一人暮らしの費用で一番大きな負担は家賃です。一説では都心の物件と地方の物件では家賃が1.5倍ほどの違いがあると言われています。
簡単に調べたところ、家賃の全国平均値は約66000円です。都内の1ルームでお風呂、トイレ別、キッチンコンロ付きの家賃は7万円前後。地方に行くと同条件で4万円ほど部屋を借りることができます。
では、私の住む大阪府ではどうでしょうか?
私は大阪市内には住んでおりませんので、大阪府でも地方の方になりますが、1DK、お風呂トイレ別、独立洗面台、駐車場・インターネット代金込みで約50000円で借りることができています。
全国平均の金額から考えますと、我が家は格安ですね!
このように、家賃というのは、立地や条件によって差がでますが、住む地域によって大きく変わります。もちろん便利な都会に住むことができれば一番いいのですが、その分家賃が大幅に上がります。
家賃が高い物件の場合、敷金礼金などの初期費用が高くなる傾向になります。
一人暮らしのお家を決める場合は、事前に予算を決めてから物件を選ぶようにしましょう!
一般的に給料の1/3程度の家賃がいいと言われています。住みたい部屋の理想などはあるかと思いますが、家賃が高すぎると、一人暮らしの費用が格段に上がってしまいますのでご注意下さいね!
一人暮らしならば会社の近くに住もう!出勤、通学にかかる時間がもったいない!
家賃が安いところは一般的に交通の便が悪いことが多いです。実際私の家も駅まで徒歩15~20分程度かかります。
家賃が安いからと言って、駅まで遠すぎたり、バスも電車も走ってないようなところに住んでしまうと後が大変です。あなたのライフスタイルも考えて家探しをしましょう!
私は自動車を持っていますので、休みの日の移動などはほとんど車ですが、仕事は電車で通っています。駅までは自転車を利用しているのですが、駐輪場代金が1か月2500円程度です。
駅までの移動時間は5分ちょっとくらい。会社の最寄り駅からはまた自転車を使って10分程度です。最寄り駅でも駐輪場を借りていますので、結局駐輪場代金は合わせて1か月5000円程度です。
通勤時間にドアtoドアで40分程度。帰りの場合は、電車のタイミングが悪ければ、1時間程度かかることになります。
正直、不便だなーとまでは思っていないのですが、冷静になって考えると、もう少し家賃が高くてもいいから、自転車や徒歩で通勤できる場所に住んだ方がよかったかなーと思っています。
駐車料金ももったいないですし、何よりも時間です。仕事が終わって40分後に自宅に到着しているか、5分後に到着しているか、この違いは非常に大きいですよね。
自宅での時間を増やしたい場合は、多少家賃が上がってしまっても、毎日の生活を第一に考えて家探しをしましょうね!
一人暮らしの初期費用にびっくり!敷金礼金を抑えて家電に回せ!!!
やっといい家を見つけた!さぁ契約だ!という時にびっくりするのが初期費用です。
その内容は、
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- クリーニング代
- 鍵交換費用
こんなところでしょうか。
すべて合わせると、家賃の3倍とか4倍の金額を払う必要があったりします。
私が引っ越しをする時にこのことを知って「なんて馬鹿げているんだ!」と憤りを感じたものです(笑)
そんな初期費用ですが、仲介業者さんによってはゼロゼロキャンペーンとかで、特定の物件だけは敷金礼金なしとかいう条件もありますし、ここだけの話、お願いすれば仲介手数料を安くしてくれる営業さんもいます。
この初期費用、平均金額は概ね家賃の4倍程度と考えて、どこまで支払うことができるのかを念頭に置いて家探しをしましょう。
一人暮らしを始めるための一番最初の初期費用を安く済ませたいのであれば、敷金礼金ゼロ物件から家を選ぶようにしましょうね!
そこで余ったお金を絶対に必要な家電製品に回す方が節約しながらいい家具や家電が手に入ります。
裏技!私が賃貸の初期費用を少なくしてもらった方法!
これは私が2回引っ越しを経験した上で、2回とも初期費用を安くしてもらえた方法を紹介します。
もしかすると、2回とも担当してくれた営業さんが優しいだけで、上手くいかないかもしれませんが参考にしてみてください。
まず、気になる物件を3つほど用意します。3つよりも多くていいのですが、それ以下にはならないようにしましょう!3つの物件が立地的に近いほうが好ましいです。
続いて仲介業者さんに案内をしてもらいます。この時に、回る順番を「気に入っていない順に回ります。」仲介業者さんには「一番ここが気になる!」というとそこを一番に連れて行ってくれます。
最初にあまり気に行っていない物件に行くので、正直気持ちものっていないし、物件を見ても何の感動もしませんよね?その表情を露骨に出しましょう。
私の場合は「う~ん、なんだかイメージと違うなぁ。」と言いながら、水回りや押し入れなどを開けたり閉めたりします。
続いて、「次に気に入っていない物件」に行きます。対応は最初の物件と同じです。
最後に、「一番気に入っている物件」に行きます。この時、どんなに感動してもあまり表情に出さないようにしてください。
「意外と、今日の中ではここが一番マシかなー。」という旨を話します。
賃貸の営業さん的には、時間を割いて案内しているし、できれば今日中に契約を取りたいと考えているはずです。これがまた後日、なんてことになると面倒ですし、最悪、もう来てくれない可能性もあります。
物件を回る前はあんなにイキイキしていたのに、回ると微妙な表情ばかり、チャンスがあればそこを突いていきたいと思うはずです。
こちら側も、引っ越しまでの時間があまりないから今日決めたいという雰囲気を出しながら、初期費用や、家賃などの条件面などを、物件内で確認しましょう。
その時に、初期費用を下げてくれたら、すぐにここを契約すると伝えましょう。
私の場合は、家賃を下げてくれたらすぐに契約する旨を話しました。すると営業さんは大家さんに電話で相談を始めて、最終的に、「礼金は変わらず、敷金はなし」という条件で契約することができました。
裏技のポイントですが、「お店に入った時から、営業さんにいい印象を与えておくこと。」と「交渉結果にあまりごねない。」ことです。
悪い印象の人にサービスはしたくないですし、ごねすぎると大家さんに嫌われて安くなりません。
ここは常識の範囲内での交渉をお願いします。
一人暮らしの費用を抑えるなら、食費をよく考えること!
一人暮らしの食費は次の金額が大体の目安だとされています。
- 外食 一食当たり800円(昼食を抜かした朝晩)→月5万ほど
- 自炊 月2~3万ほど
比べてみてみると一見自炊をするのが安く感じますが、上手く自炊をしないと料金がかさんでしまう場合があります。
凝った料理は食材を多く使ったりしますので簡単な料理をメインとした自炊をするとかなりの節約に繋がります。また、コンビニやファストフードは買いすぎなければ自炊をするよりも安くつく場合もあるので、一人暮らしには大きな味方です。
休みの日には安いスーパーめぐりをするのも節約をする上では欠かせません。デジタルチラシも見れる時代ですのでチェックしておくのもいいですね。
一人暮らしをしても光熱費は意外と安い
思ってるより一人暮らしの光熱費は安いです。
水道代はシャワーだけの人はもちろんお風呂に入る人に比べ違いは出てきますが月3000円程度には収まります。物件によっては水道代は定額制のところもありますので、そういった物件を探せばお風呂も安心して入れます。
ガス代は自炊を良くする人で月1500円程度です。お風呂がガス給湯器かどうかで金額のいが出てきますので借りる際にはそこにも注目して契約するようにしましょう。
電気代は炊飯器に意外とかかってしまうので一気に焚いて保存する方法を試してみましょう。夏場や冬場などエアコン全開にするとちょっと高くつきますが、全部で1万円以下で収まります。
光熱費は合計すると高くても15000円程度です。
この金額を高いと思ってしまう場合もあるかもしれませんが、最低限これぐらいで計算をしておくと、生活の仕方によってお金が余ることもありますね!
一人暮らしの費用の平均の話:まとめ
一人暮らしを始めるにはぜひ参考にしてもらい情報ばかりだったと思います。
色々とお金が掛かるイメージですが、結局は最初の初期費用と日々の家賃が大きくお金が掛かるところです。
食費などは自分でコントロールできますし、光熱費も思っているよりは安いはずです。
現在は家具家電付きの物件やインターネット回線が無料の物件などもありますので事前に調べてから不動産に相談するのもいいかもしれません。生活費などの心配はつきものですが上手く節約して工夫して生活することで自由で楽しい一人暮らしを存分に味わうことが出来ると思いますのでぜひ試してみてくださいね。