今年もこの季節がやってきましたね!ペルセウス座流星群を観察することができる季節です。
もしかするとあまり馴染みもない方もいるでしょうか?
この記事を読んで少しでもペルセウス座流星群のことを知ってもらえると嬉しく思います。
流星群の観察は、子供の夏休みの自由研究にもなりますし、大人にとっても素敵なデートになると思いますので、是非、事前に情報をキャッチして上手に観察してくださいね!
ペルセウス座流星群を大阪で観察できるのは何月何日?
まずは最初に2019年のペルセウス座流星群の情報についてお話ししたいと思います。
2019年は8月13日の夕方4時ごろが観察のピークを迎えると言われています。さぁここで一つの疑問が生まれますよね?
「夕方とか明るいよね?観察できるの?」
そのように思ったあなたは大正解です。
ピークと言われている13日の夕方4時ごろは明るすぎるためにまったく観察できないと思って頂いていいかと思います。
ですが、気を落とすのにはまだ早いですよ!ペルセウス座流星群は「予測されたその時間でのみ観察できる。」というわけではありません。
数日前から徐々に流星が観察できるようになってきます。また、13日の未明、明るくなる前の短い時間だけはよい条件で見られる可能性があります。
さて、では13日に限定せずにお話しを進めます。私は先ほど数日前から徐々に観察できるようになるとお伝えしましたが、11日の夜から、13日の夜までは、いつもの夜空よりは多く流星が見られるようです。3日ほどチャンスがありますので、デートなどの予定がなくても是非観察してみてほしいと思います。
ペルセウス座流星群を大阪で観察するのに最適な場所はあるの?
続いて気になるのは、実際に観察をする場所だと思います。一般的に天体観測をするのであれば、街の明かりが届かない山奥が良いとされています。
ですが、余程街中でない限りは明るい光を背に向けて山の方角をみれば、数個の流星を観察できる可能性はあります。
私も、ふたご座流星群の時は、家の前の道路で空を眺めていたら肉眼で見ることができました。
では、流星群を観察するのにおススメの場所を簡単にご紹介していきたいともいます。
大阪府の北部
箕面公園
箕面公園は大阪府箕面市にあります。「明治の森箕面国定公園の中に位置しています。箕面市が比較的山側にあり、箕面公園は山の中にありますので、街中で観察するよりは見える可能性があります。ただし、箕面市が比較的都会に近い場所に位置していますので、街の明かりの影響を受ける可能性はあります。
私市方面
大阪府は交野市にあります。私市方面まで行きますと、山手の方になりますので観察しやすいと考えられます。私も昔は私市で天体観測をしたことがあります。
当時は流星群などの観測ではありませんでしたが、大阪市内よりは明らかに綺麗に星が見えていました。
私市の周辺には、「府民の森 ほしだ園地」や「植物園」などもありますから、子供連れの方は日中も楽しめますよ!
大阪府中部
大阪府中部になりますと、街の明かりが強いため観察が少し難しいと思います。可能であれば、大阪府北部か、大阪府南部の観察スポットまで移動することをおススメします。
しかし、それでも、なんとか観察できそうなところはないか?と考えますと、舞洲方面ではないでしょうか?海に囲まれており、深夜帯であれば比較的周辺は暗い環境になっていますので、大阪市の街中にいるよりは観察しやすいと考えられます。
大阪府南部
大阪府南部は天体観測できる場所が多くあります。
ちはや園地
こちらは金剛山のすぐそばにあり、ロープウェイで行くことができます。ロケーションとしましては大阪府と奈良県の間に位置しており、標高が高い位置にありますので、どちらも一望できる眺めのいい場所です。
13日にはペルセウス座流星群観測会も実施されるためかなりおススメの場所です。
水間公園
こちらは貝塚市の水間観音の裏手にある高台になっている公園です。水間観音自体がやや山手にある上に、その上に作られていますので星の観察には適していると考えられます。
公園内には芝生の広場やベンチが多くありますので、ちょっとした観察にはちょうどいいのではないでしょうか?
貝塚市 善兵衛ランド
こちらは貝塚市にあります。天体観測ができる施設です。
8月13日も無料で天体観測するイベントが実施されるようですし、お墨付きだと思います。電車の駅からも歩いて8分程度ですので比較的アクセスはよいでしょ。
ペルセウス座流星群を観察する時の注意点
ペルセウス座流星群を観察する時に注意してほしいことがいくつかあります。
1、夏でも山中の夜間は冷える
真夏と言えど、山の中は夜は冷えることもあります。必ず何か羽織るものを用意していき、長ズボンをはいて観察するようにしてください。
また、観察日が熱帯夜になった場合のことも備え、脱水にならないように水分は多めに持って行きましょう。
2、虫対策をしっかり行う
夏の山は虫の宝庫です。寒さ対策も兼ねて長袖、長ズボンで観察しましょう。また、観察施設などではなく、山中の道で観察する場合などは、蛇などの危険な生物に遭遇する可能性もあるため、サンダルなどでは行かず、必ず運動靴を着用しましょう。
3、不要な明かりは使わない
スマホ程度の明かりでしたら大丈夫ですが、LEDライトなどの強い光は観察の妨げになります。観察する間は必ず消しておきましょう。他の観察者の迷惑にもなります。
ペルセウス座流星群を大阪で観察するなら?:まとめ
今年は満月とも重なるようで、観察条件としてはあまりよくないそうです。ですが1年に1回の事なので、事前に準備をしっかり行って、上手に観察してください。
ペルセウス座流星群は放射点を中心に、放射状に観測できるようですので、あまり方角を決めて観察せず、空全体を観察するようにすれば発見しやすいようです。